「パーヴォ・ヤルヴィ指揮/パリ管弦楽団」
2011年11月20日(日)
大好きなヤルヴィ、待望の日本ツアー。春に書きましたが、今年はパリ管を率いてですので、地方公演も多いし、東京公演も充実、何と言ってもプログラム数が、凄い。9曲かな?フランス人作曲家だけでなく、多彩。
地方までは流石に行けませんが、東京/横浜を全部行くと、もちろん全演目聴けます、嬉しい。ふふふふふ。
ヤルヴィと縁の深い横浜みなとみらいホール。シューボックス型の美しい響きのホールに広がったパリ管の音。素晴らしかったー。
ビゼーのシンフォニー1番、私は生で聴いたの初めて。すっごい美しかった。ザ、ロマン派〜って感じのロマンティック見せ場がんがんっなのを、ヤルヴィのあの小刻みに身体を振るわせながら情熱的に盛り上げるオーケストレイションにぴっったり!
ベルリオーズの幻想は、一緒に行った方が、今まで4度ほど聴いてるけど、今まででベスト!と言い切った出来。いろいろな楽器構成の展開があるこの曲、やりたいこと、伝えたいことがたっくさんあるヤルヴィの指揮に、そして人生楽しみたいパリ人のオケに(…勝手に定義・笑)ぴったりなんじゃないの!?なんとも鮮やかな生き生きとした幻想!
あー楽しかったっ。
アンコールは、前の晩と同じ ビゼー「“子供の遊び”より舞踏会(ギャロップ)」、に加え、シベリウス「悲しきワルツ」。
横浜のお客さんは、本当にヤルヴィにあたたかいの。今年も、オケがみんな退場しても拍手は鳴り止まず、みんな前のほうの席に移動。しばらく拍手を続けていたら、ヤルヴィが再度舞台に出て来てくれて挨拶、でシメ。
【開催日時】
2011年11月20日(日)14:00開演
【出演者】
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
クラリネット:パスカル・モラゲス
パリ管弦楽団
【曲目】
ビゼー:交響曲第1番ハ長調
ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番
ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14 全楽章
【公演の詳細】
http://www.yaf.or.jp/mmh/recommend/2011/06/post-101.php
公演のチラシ |
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