at 大和田伝承ホール(渋谷)
「志らくのピン 古典落語編」
2011年12月13日(火)
2011年12月13日(火)
家元談志が亡くなった後はじめての「ピン」。何で来るかと思ったら、重い重い、包丁と中村仲蔵!
中村仲蔵!?驚いた。志らく師匠、こんなのやるんだ!へえーーーー。
仲蔵は、東劇でやった「落語研究会 昭和の名人 弐」で林家正蔵の(昭和47年の高座だそう!)を観て、出世話ぽいのに滅法面白いなあ〜さすが名人と感心した根田です。
中村仲蔵!?驚いた。志らく師匠、こんなのやるんだ!へえーーーー。
仲蔵は、東劇でやった「落語研究会 昭和の名人 弐」で林家正蔵の(昭和47年の高座だそう!)を観て、出世話ぽいのに滅法面白いなあ〜さすが名人と感心した根田です。
包丁は。ご本人もたぶんまだまだと思ってると思うけど。
私にとっては、不要かなと思った。
今年、談春さんの包丁を聴いちゃってる私にとっては、志らく師匠に別に包丁をやって欲しくはない。
家元が難しいと言っている根田をやりたいのだと思うけど。志らく師匠の醍醐味は、こういう根田には宿らないと思う。勝手なファン心理。
マクラで既に、談志が自分の高座で稽古したけど難しくて出来なかったので本物を呼びますと言って圓生師匠を袖から呼んで噺をしてもらったという逸話があるので、わたしも本物をと言って談春兄さんを呼んだら面白いよね、と茶化していたが。負けを認めて茶化しそれでも挑む、そういう気概/ユーモアは志らく師匠らしいけど。けど。
私にとっては、不要かなと思った。
今年、談春さんの包丁を聴いちゃってる私にとっては、志らく師匠に別に包丁をやって欲しくはない。
家元が難しいと言っている根田をやりたいのだと思うけど。志らく師匠の醍醐味は、こういう根田には宿らないと思う。勝手なファン心理。
マクラで既に、談志が自分の高座で稽古したけど難しくて出来なかったので本物を呼びますと言って圓生師匠を袖から呼んで噺をしてもらったという逸話があるので、わたしも本物をと言って談春兄さんを呼んだら面白いよね、と茶化していたが。負けを認めて茶化しそれでも挑む、そういう気概/ユーモアは志らく師匠らしいけど。けど。
が、中村仲蔵にはやられました。
素敵だった。良かった。
山賊の定九郎役の格好よさ・男前ぶりを表現する時の「ざあ〜っ」とか、舞台上で切られて口から血を流す場面とかの擬音語の表現や、その所作が、志らく師匠、格好良かった。イリュージョンでもナンセンスでもなく普通の古典を真摯にやって、オリジナルギャグを入れなくても、二枚目キャラじゃない志らく師匠がとても格好良く見える、話の良さが引き立つ、そんな、立派な高座だったと思いました。
素敵だった。良かった。
山賊の定九郎役の格好よさ・男前ぶりを表現する時の「ざあ〜っ」とか、舞台上で切られて口から血を流す場面とかの擬音語の表現や、その所作が、志らく師匠、格好良かった。イリュージョンでもナンセンスでもなく普通の古典を真摯にやって、オリジナルギャグを入れなくても、二枚目キャラじゃない志らく師匠がとても格好良く見える、話の良さが引き立つ、そんな、立派な高座だったと思いました。
【開催日時】
2011年12月13日(火)19:30開演
2011年12月13日(火)19:30開演
【出演者】
立川志らく
立川志らく
【演目】
開口一番『野ざらし』志らべ
『包丁』志らく
お仲入り
『中村仲蔵』志らく
開口一番『野ざらし』志らべ
『包丁』志らく
お仲入り
『中村仲蔵』志らく
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