2010年12月3日金曜日

ロンドン旅行1回分の11月。最後のJarvi日本公演。

at 東京オペラシティ コンサートホール

ヤルヴィ&カンマーのシューマンティクルス、残念ながら土曜は聴きにいけないので、4番と1番だけですが。
それにしてもこのオペラシティのシューマンの存在に気づいたのは、偶然だったのです。ヤルヴィとカンマーが来るのだから、どこかでシューマンをやって当然なはずですが、NHK音楽祭はドイツ三大Bがテーマ、横浜でやらないから、日本ではやらないのか~、と勝手に思い込んでしまい、この日本ツアーの全容を調べなかった私の不手際。
友人宅でホームパーティー時に鍋敷かわりの新聞の記事中(小さな広告枠)に目を留めなければ…この幸せに浴せていなかったのだと思うと。
感謝。
チケット残席あるから広告を出すわけで、彼が未だ完売には至らない知名度であることにも、今回は感謝するしかない。

いや楽しかった。
シューマンを演る時のヤルヴィは、ベートーベンのときとだいぶ違うのですね。
本当に、言いたいことが山のようにあって、そのひとつひとつを漏らさず全部伝えたい!っていう、神経質なまでの感情の抑揚が。相当”躁”で、面白いです。

演奏後、ドイツ人ジャーナリストの彼女とも会えて、今回はかなりいろいろ話せて(もちろんヤルヴィについて!)楽しかった。
これでまたしばらくお別れか…。

この11月は散財しました。
ヤルヴィ×3公演、ゲルギエフ、メータ。もちろん全てS席、なんて豪華なんだ。
ロンドンに一回行けてしまう。だけど。同等の価値がある充実した一月でした。東京に住まう喜びを享受した。
ヤルヴィにまた会える日まで…。

【開催日時】
2010年12月3日(金)19:00開演

【出演者】
ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

【曲目】
シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレ 作品52
シューマン:交響曲 第4番 ニ短調 作品120
シューマン:交響曲 第1番 変ロ長調 作品38「春」

【公演の詳細】
http://www.operacity.jp/concert/2010/101203/

【ヤルヴィのインタビュー】
http://www.operacity.jp/concert/2010/101203/interview.php
http://www.operacity.jp/concert/topics/101101.php

【ヤルヴィ+カンマーのシューマン1番】
http://www.youtube.com/watch?v=yMpeBTrJ69M